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七夕に食べる食べ物がそうめんの意味は?由来や歴史、願いについて解説

七夕に食べる食べ物が「そうめん」っていうのはどういう意味があるんでしょうか?

それは、素麺には無病息災という願いが込められているんです。

七夕の季節というと暑い夏!その時期の食事は、冷たくてのどごしのいい食べ物が喜ばれます。

でもそのことだけで七夕の行事食がそうめんになったわけではないんです。

そこでこんな疑問が出てきます。

◆七夕の行事食がそうめんになった理由って何だろう?
◆七夕にそうめんってどんな由来があるの?
◆七夕の行事食がそうめんとそうなった歴史って?
◆七夕に食べるそうめんに込められた願いってどんなことがあるのかしら?

このような疑問は七夕のルーツを知ることで解決できますよ^^

この記事では、七夕とそうめんとの関係について由来や歴史といったことについて解説していきます。

【この記事でわかる事】
・七夕に食る食べ物がそうめんになった意味
・七夕でそうめんを食べるようになった由来
・七夕の行事食がそうめんになった歴史
・七夕にそうめんを食べることに込められた願い

これらについてさらに詳しく説明していきますね。

七夕に食べる食べ物がそうめんの意味は?

七夕に食べる食べ物がそうめんになったことの意味は、無病息災につながるということなんです。
七夕にそうめんというのは、奈良時代に中国から伝わった今の七夕のルーツとなる「乞巧奠(きこうでん)」という行事で食べられてた「索餅(さくべい)」が変化したもの。
古代の中国では、7月7日に帝のお子さんが亡くなった後、流行した疫病があったのです。
それを鎮めるため、子どもの好物だった「索餅」をお供えたところ、疫病が治まったという伝説があるんです。

そのことから、索餅を食べるということは「無病息災」を祈るという流れになっていったんです。

食としてのそうめんのメリット

食としてのそうめんのメリット

◆エネルギー源として優れている
◆消化に負担がかかりにくい
◆夏バテにも食べやすい

っていうことがあります。

食があまり進まない夏でもそうめんは炭水化物が多いのでエネルギー源には持って来いです。

それに素麺は茹で時間が短くて、さっと冷やせば夏でも食べやすいのが魅力。

なので七夕という暑い夏の時期の食べ物として素麺はすぐれているんですね。

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七夕の行事食がそうめんになった由来

もともと七夕の行事食は中国から伝わった索餅というお菓子。

それが時代の流れとともにそうめんに変化していったんです。

索餅(さくべい)は七夕のルーツの「乞巧奠(きこうでん)」で食べられていたのが小麦粉を使った縄のようにねじったお菓子。

索餅は当時、縁起物・神事用のお菓子として扱われていたんですが、硬くて食べづらいし、日本人の口にはあまり合わなかったようなんです。

時が流れるにつれて、索餅をベースにした食べ物として日本人の嗜好に合わせてやわらかく、のどごしが良く、食べやすい形の細く伸ばした小麦麺=そうめんとなっていきました。

日本の昔の人々は、夜空の天の川に白くて長いそうめんを重ねてみていたと言われています。

七夕にそうめんを食べることで、天の川に想いを寄せ、年に一度の織姫と彦星の逢瀬を祝う気持ちが込められるようになったんですね。

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七夕のご飯がそうめんとなった歴史

七夕のご飯が索餅からそうめんへとなっていった歴史は、奈良時代・平安時代から江戸時代と時代が変わるにつれて、七夕という宮中行事が貴族から庶民へと広がった歴史にあります。

奈良時代に遣唐使が持ち帰った乞巧奠という行事文化。

後の平安時代の貴族社会では、年中行事や暦に沿った暮らしがとても重視されていたんです。その記録が後世の教養層や僧侶・武家などに伝わっていきました。

江戸時代に入ると、庶民も読み書きや暦に触れる機会が増えてきます。

そうなると年中行事を意識して生活する人が増えてきます。

なので寺子屋などで「○月○日は何の行事」って学ぶようになって、七夕も民間行事として浸透していったんです。

これと同時に索餅も庶民に伝わり、作るのも面倒だし硬くて食べづらい索餅からもっとたべやすいそうめんとなっていきました。

 そうめんの歴史

奈良時代

中国から持ち込まれた索餅がルーツ

(もち米の粉をこねて、細くのばして縄のようにねじりあわせたお菓子の一種)

鎌倉時代

細く食べやすいように裁断された現代のそうめんの形になりました。

室町時代

このころからそうめんは、寺院の間食(点心)として広がりました。

寺院や宮中の宴会などで提供されていて、まだ庶民には気軽に食べれるものではありませんでした。

江戸時代

素麺づくりの新しい技術でそうめん作りが盛んになってきました。

このころからそうめんが庶民の口に入るようになりました。

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七夕まつりで食べるそうめんに込められた願いとは?

七夕のルーツの乞巧奠という行事は、織姫にあやかって、女性たちが裁縫や書道などの上達を願う儀式。

織姫は「はた織りの名手」として知られ、白く長いそうめんはその糸に見立てられ、裁縫や芸事の上達を願う意味が込められていたんです。

特に昔は、女の子が習い事に励む節目として七夕に「努力が実りますように」と願いを込めてそうめんを食べる風習があったんですよ。

込められた願いをまとめてみました↓

健康祈願 小麦には「毒を消す」という言い伝えもあり、健康を願う食べ物と考えられてきました
芸事上達 「糸」を象徴した麺で、機織りや裁縫などの上達を願う意味があります
恋愛成就 年に一度のデートである織姫と彦星にあやかり、「恋愛の願い」も込められるようになりました

 短冊の色の意味ってあるの?

現代では、「短冊(たんざく)」に自分の願いごとを書いて、笹に吊るすのが一般的ですよね。実は、短冊の色にもそれぞれ意味があるんですよ。

感謝・人間関係
青(緑) 成長・健康
信頼・友情
正義・規律
黒(紫) 学び・知識

願いごとを書くときには短冊の色に合わせると利益があるかもですよ~。

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七夕で食べるそうめんの意味のまとめ

七夕にそうめんを食べる意味は、暑い時期でも食べやすくエネルギー源としてもすぐれていて、疫病が治ったという言い伝えもあって無病息災を願うという意味も込められているんです。

七夕のルーツは奈良時代に中国から持ち込まれた乞巧奠(きこうでん)という行事。
その中でも食べられていた索餅(さくべい)」というねじった小麦のお菓子。

それが日本に伝わった後、索餅が食べやすく涼感のある「そうめん」へと変化していきました。

七夕にそうめんを食べるとき、伝統・願い・健康祈願などがぎゅっと詰まった意味深い文化が背景にあるんだな~って思うとよりおいしくいただけそうですね^^